VR(バーチャルリアリティ)が熱い!「Lenovo VR Headset」のご紹介(機能、スペックを徹底解析)

Lenovoの仮想現実ヘッドセット

Lenovo VR Headsetは2017年初頭に開催された米国の見本市で発表された、Windows10のVR/MRプラットフォームに対応する、PC接続用の仮想現実ヘッドセットです。この時点では2017年8月頃の発売が想定されており、価格は400ドル以下の設定になるとされています。

購入しやすい値段を目指す

同様のWindowsパソコン向けヘッドセットは2016年になって各社から発売が続いていますが、後発となるLenovo VR Headsetでは実用面・性能面で様々な改良を加えてより使い易い製品を目指しています。先ほど価格は400ドル以下になると記しましたが、2016年に他社から発売されたヘッドセットの価格は概ね600~800ドルであり、購入し易い値段設定が実現しています。

こうした価格設定にも関わらず、スペック面での向上も図られています。従来品が1200×1020程度の解像度である事が多かったのに対し、Lenovo VR Headsetは1440×1440の有機ELディスプレイを搭載し、より高画質で精密な描画を可能としています。重量面でも軽量化に成功し、従来品が500g前後であるのに対して、Lenovo VR Headsetは約350gの重量です。使用における負担感の軽減にも、大きく貢献する要素となっています。

機能面では本体前面にデュアルカメラを搭載し、周辺の環境や部屋の壁等の情報を収集・記録する仕組みとなっています。これによって、単体でヘッドセットをつけたまま空間を歩き回る事の出来る、ルームスケールVRにも高い安全性を維持しつつ対応しています。この機能については、部屋等に別途固定型のカメラを設置して、双方が連動する型で提供されます。

リーズナブルな仮想現実ヘッドセット製品となるか

またディスプレイ部分がヘッドセットと接続されている箇所の一部に、蝶番型の部品が採用されています。この部分が稼動する事によってディスプレイ部を一時的に跳ね上げる事が可能で、VRの映像から視野を現実に戻し、様々な事象に対応する事が出来ます。
Lenovo VR Headsetの使用を可能とする為のWindows10のプログラムは、既に2017年のアップデートプログラムによって提供されています。従って製品発売開始の段階で、その機能を如何なく発揮する為の下地は整えられています。特に前面のデュアルカメラについては様々な用途での利用が想定され、機能・スペック面の高さから考えてリーズナブルな仮想現実ヘッドセット製品としての普及が期待されます。