Oculus RIFTとは
天才エンジニアのパーマー・ラッキーが自ら世界中のVR機材を寄せ集めてインディーズで作り始め、その後Kickstarterで破格の資金を集めたこと、そして、設立間もない会社にも関わらずFacebookによって2000億円で買収されたことなどから、常にVR業界の中心で話題を提供してきました。スピーカーと一体化した軽量のヘッドマウントディスプレイ(=HMD)、小型化されたトラッキングセンサーなど、カジュアルにVRが楽しめるVRユニットです。
2016年3月に発売されたOculus RIFTは、DoomなどFPSゲームの基礎を作ったid Softwareのジョン・カーマックなどがCTOに就任していることや、Facebookの強烈な資金を背景に、様々な挑戦的なコンテンツを楽しむことができます。
軽量で装着しやすく、ヘッドフォン一体型となっているHMDはケーブル配線などをあまり気にせずに、気軽にVRの世界に入ることができます。
Steam VRでもOculus RIFTコンテンツがダウンロードできますが、独自のOculus Storeをコンテンツのハブにしています。
Oculus RIFTのスペック
- 解像度:1080×1200のディスプレイを両目用に2枚(有機EL)
- リフレッシュレート:90Hz
接続するPCの必要スペック


Oculus RIFTは、PCと接続するディスプレイユニット(HMD)・トラッキングセンサー・コントローラーで構成されるため、接続するPCには下記の要件があります。
この要件を満たしていないと、スムーズに画面がレンダリング(3D描画)されないため、頭や体の動きに映像が追いてこられず、VR「酔い」が発生します。
一番大事なのはPCに搭載されたグラフィックボードで、もしCPUなどの要件が満たされていてもグラフィックボードのスペックが低いとプレイできませんので注意が必要です。
また、PCとの接続にはUSB・HDMIが必要となりますので、お手持ちのPCに空きがあるか確認が必要です。
グラフィックボードのレンタルも可能ですので、CPUやメモリなど他の要件を見たいしている場合には、グラフィックボードを追加でレンタルすることによりプレイが可能です。
Oculus RIFTのPC要求スペック
- GPU:NVIDIA GeForce® GTX 970 / AMD Radeon™ R9 290 以上
- CPU:Intel i5-4590 / AMD FX 8350 以上
- メモリ:8GB以上
- 映像出力:HDMI 1.3以上
- USBポート:USB3.0×3、USB2.0×1
- OS:Windows7 SP1 64bitか、それ以上
Oculus RIFTのサポートセンター内のページから「Oculus Rift Compatibility Tool」をダウンロードすることもできますので、ダウンロードしてご確認ください。
(レンタルしても、PCが基準を満たしていないとプレイすることができません)
Oculus RIFTパッケージ内容
Oculus RIFTのパッケージ内容は下記の通りです。接続及びセットアップはとても簡単。www3.oculus.com/en-us/setup/にアクセスして、必要なソフトをインストールすると、画面上に指示が表示されるので、それに従って設定するだけ。
Oculus RIFTで楽しめるコンテンツ
Oculus RIFTで楽しめる代表的なコンテンツです。VRコンテンツは、iPhoneに対するAppStore、Androidに対するGoogle Playのように、Oculus Store、Steam VRで無料・有料コンテンツをダウンロードすることができます。一度アカウントを作ると、ヘッドマウントディスプレイ内で、コントローラーを使ってコンテンツのダウンロードも可能です。最新のVRコンテンツはここをチェックです!